布団はサイズが大きいので、不要になった場合、多くの自治体が粗大ごみとして処分するよう住民に求めています。福岡市でも同じく粗大ごみとして布団を処分できるのでしょうか?不用品のリユースとリサイクルにくわしい不用品回収業者が解説します。
福岡市における布団の分別区分
福岡市は家庭で不要になった布団を「燃えるごみ」の分別区分に指定して収集しています。ただし、燃えるごみとして収集しているのは45リットルサイズの指定ごみ袋に入れられ、口をしっかり結べて、さらに重さで袋が破れることのない布団限定です。この条件に該当しない布団を、市は「粗大ごみ」として収集しています。
福岡市で布団を処分することが可能な4つの方法
福岡市ではおもに4つの方法で不要になった布団を処分することが可能です。
・燃えるごみ
・粗大ごみ(戸別収集)
・ごみ処理場に自己搬入
・不用品回収業者を利用
これらの方法を状況に合わせて使い分けましょう。処分費用を節約できます。
燃えるごみ
すでにご紹介しているように福岡市は布団を「燃えるごみ」としているので、これがもっともベーシックな処分方法です。燃えるごみ用の45リットルサイズの指定ごみ袋に入れて、週に2回設定されている燃えるごみの収集日に出しましょう。
指定ごみ袋に入らない布団は次に紹介する「粗大ごみ」として処分します。
粗大ごみ(戸別収集)
指定ごみ袋に入れて出すことができない布団は粗大ごみとして市に収集してもらいます。
福岡市は粗大ごみを定期収集ではなく予約制の戸別収集で収集しています。市の粗大ごみ受付センターに電話かインターネット経由で収集を予約しましょう。
・粗大ごみ受付センター 092-731-1153 ※月~土曜日9~17時に受付
・インターネット https://sodaigomi-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/ いつでも受付
オペレーター、または画面の案内どおりに手続きを進めてください。予約が完了したら、次は手数料の支払いです。「粗大ごみ処理券」を購入する形で手数料を支払うので、コンビニなどの処理券取扱店に行ってください。手数料は70×140×70cm以下のサイズに束ねた布団であれば300円です。手数料の支払いが完了したら、処分する布団に処理券を貼ってください。
布団の収集日は予約の電話をした約1週間後です。指定された場所に8時30分までに布団を出しておきましょう。
ごみ処理場に自己搬入
燃えるごみや粗大ごみに該当する布団をごみ処理場に自己搬入して処分することも可能です。
福岡市では、ごみ処理場にごみを持ち込む場合も予約が必要です。自己搬入ごみ事前受付センターに電話をしてから持ち込んでください。搬入を予定している日の2週間前から搬入直前30分前まで予約可能です。
・自己搬入ごみ事前受付センター 092-433-8234 月~土曜日の8時30分~16時に受付
以下のごみ処理場が布団を受け入れています。
・東部工場 東区蒲田5丁目11-2
・西部工場 西区大字拾六町1191
・クリーンエネパーク南部 春日市大字下白水104-5
・臨海工場 東区箱崎ふ頭4丁目13-42
ごみ処理場の受付時間は、センターと同じ月~土曜日の8時30分~16時(臨海工場のみ9時30分~15時30分)です。必ず自家用車(事業用以外の車)で搬入してください。
10kgまでごとに140円の処理手数料がかかります。
不用品回収業者を利用
福岡市民の皆様は、市が提供するサービス以外に民間業者のサービスを利用して布団を処分することができます。不用品回収業者のサービスです。
不用品回収業者は断捨離や生前整理のサポートをするなど、不用品の処分に関わるサービスを幅広く提供している業者です。料金の仕組み上、少量のごみの処分には向きませんが、ある程度まとまった量のごみを処分する場合は利用する価値があります。以下のような状況なら、不用品回収業者の利用を考えてみてください。
不要な布団がたくさんある・布団以外にも処分したい物がある
不要な布団がたくさんある場合や、布団のほかにも処分したい物がある場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。軽トラックの荷台に半分あるかないかくらいの量でも利用できます。
大掃除などのあとでさまざまな不用品を処分するときは、分別する必要のない不用品回収業者を利用すると、作業がとても楽になります。
大至急、布団を処分したい
どうしてもすぐに布団を処分しなければならないときは不用品回収業者の利用がおすすめです。燃えるごみとして処分できる布団なら週に2回収集日があるのでそれほど問題にはなりませんが、粗大ごみに該当する布団は戸別収集を依頼しなければならないためすぐには捨てられません。最速でも電話をしてから1週間後の収集です。
不用品回収業者を利用すれば、連絡をとった当日に布団を処分できます。
まとめ
福岡市民の皆様は、不要になった布団を「燃えるごみ」、もしくは「粗大ごみ」として処分できます。45リットルサイズの指定ごみ袋に入るか入らないかが、燃えるごみと粗大ごみを判断する基準です。
福岡えびすサポートは、福岡市を中心に県内全域でサービスを提供している不用品回収業者です。布団の処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。