どこの家でもひとつや二つは必ずある収納用品「カラーボックス」。積み重ねて押入やクローゼットに設置したり、ベッドの下に置いてみたりと、とても便利に使える片付けの救世主でもあります。しかし、このカラーボックスがあることによって逆に片付かないなんていう話も聞こえてきます。片付かない家にはむだにカラーボックスがある…こんな話もあるようです。
この記事では、福岡市でカラーボックスを処分する方法について解説しています。使っていないカラーボックスが収納スペースを占領していては、片付く場所も片付きません!
福岡市ではカラーボックスを何ごみとして処分?
プラスチック製や木製、金属製などさまざまな材質のカラーボックスが存在しますが、福岡市ではそれらすべてを「粗大ごみ」として処分することが可能です。
ただし、福岡市の指定ごみ袋に入れて口を結べる大きさなら、プラスチック製や木製のカラーボックスは「燃えるごみ」、金属製のカラーボックスは「燃えないごみ」として処分できます。
福岡市でカラーボックスを廃棄処分する方法
福岡市でカラーボックスを処分する場合は、以下のいずれかの方法を利用できます。
・福岡市の粗大ごみ戸別収集を利用
・福岡市のごみ処理施設に自己搬入
・不用品回収業者を利用
くわしく解説します。
福岡市の粗大ごみ戸別収集を利用
福岡市は、粗大ごみを各戸から回収しています。この戸別収集を利用する場合は電話もしくはインターネットでの申し込みが必要です。
・粗大ごみ受付センター 電話:092-731-1153
※12月29日~1月3日を除く月~土曜日の9~17時まで受付
・インターネット受付:https://sodaigomi-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/
※いつでも受付
このほかにLINEでの受付も利用できます。
いずれかの方法で申し込み、手数料額と収集場所、収集日を確認してください。
福岡市の場合、収集日は申し込みをした日の約1週間後です。
申し込みが済んだら、近くの販売店で手数料と同額の粗大ごみ処理券を購入してください。その後、受付番号を記入した粗大ごみ処理券を、処分するカラーボックスに貼り付けておきます。
収集日になったら、朝8時30分までに決められた場所にカラーボックスを搬出してください。収集は昼間に行われ、その場に立ち会う必要はありません。
福岡市のごみ処理施設に自己搬入
福岡市は、所有するごみ処理施設でも粗大ごみに該当するカラーボックスを受け入れています。ある程度まとまった数のカラーボックスを処分する場合は選択肢になるでしょう。
カラーボックスの材質により施設が異なることと、事前に申し込みが必要なことに注意しましょう。
・自己搬入ごみ事前受付センター 電話:092-433-8234
※月~土曜日の8時30分~16時まで受付(1月1日~3日は休業)
※搬入予定日の2週間前~搬入予定時刻の30分前まで受付可能
プラスチックなど燃える材質の場合
・東部工場 住所:東区蒲田5丁目11-2
・臨海工場 住所:東区箱崎ふ頭4丁目13-42
・クリーンエネパーク南部 住所:春日市大字下白水104-5
・西部工場 住所:西区大字拾六町1191
金属など燃える材質の場合
・東部資源化センター 住所:東区蒲田5丁目11-1
・西部資源化センター 住所:西区大字拾六町1191
どのごみ処理施設を利用する場合でも、10kgまでごとに140円の処分手数料がかかります。また、搬入には事業用以外の車を用意してください。
不用品回収業者を利用
カラーボックスを処分する場合の選択肢は福岡市だけではありません。民間業者も選択肢のひとつです。
不用品回収業者は家庭を対象にサービスを提供している整理のプロフェッショナル。この不用品回収業者を利用して不要になったカラーボックスを処分することも可能です。
不用品回収業者を利用する場合は、以下のようなときがおすすめです。
ほかにもまとまった数量の不用品があるとき
カラーボックスだけでもまとまった数量になるのなら問題ありませんが、ひとつや二つだとどうしてもコスパが悪くなってしまいます。荷台ぎりぎりまで積むことでコスパが最高になる料金制度の業者が多いからです。そのため、カラーボックスだけで荷台を使い切れない場合はほかの不用品もあわせて処分するといいでしょう。
売却できそうな不用品があるとき
不用品回収業者は、中古としてニーズがありそうな不用品を買い取ってくれます。査定額は料金からマイナスする形で支払われるので、利用者は費用を節約しながら不用品を処分することが可能です。
急いで処分する必要があるとき
福岡市の粗大ごみ戸別収集の収集日は申し込みから約1週間後です。そのため、すぐに処分したいという市民のニーズには応えられないという難点があります。
カラーボックスを急いで処分する必要があるときは、不用品回収業者を利用するといいでしょう。電話をしたその日のうちに不要になったカラーボックスを処分することも可能です。
福岡市でカラーボックスを譲渡して処分
「不要になったけれどもただ処分するのはもったいない」
「セットになっているので必要としている人に譲りたい」
福岡市民の皆様が利用できるカラーボックスを譲渡する方法をまとめてみました。
リサイクルショップなどの買取店に査定を依頼
状態がよく、セットになっているなど一定の魅力があるカラーボックスなら、リサイクルショップが買い取ってくれる可能性があります。ただ、新品でも安く手に入れられるご時世ですから、買取価格は期待できません。
個人売買
アプリやサイトを利用してカラーボックスを処分する方法です。需要さえあればお金になることは、個人売買のアドバンテージです。
ただで譲る
お金はいらないので誰かに再利用してもらいたい…このような場合はネット掲示板やフリーペーパーを活用しましょう。最近、利用者が増えている「ジモティー」などがおすすめです。
まとめ
福岡市民の皆様は、市の戸別収集、市のごみ処理施設への持ち込み、不用品回収業者のいずれかを利用してカラーボックスを処分できます。
カラーボックスは新品の値段自体が安いため、よほど条件がそろっていないかぎり売却することは難しいかもしれません。それを考えると「ただで譲る」という処分方法も悪くないでしょう。
福岡えびすサポートは、家庭の片付けに関連するさまざまなサービスを提供している不用品回収業者です。福岡市でカラーボックスの処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。