福岡市でスーツケース（キャリーケース）を処分する方法を解説

最近は小型のスーツケース（キャリーケース）を転がしながら歩く人が多いようですね。仕事に旅行に大活躍のスーツケースですが、これだけ利用する頻度が多いと、買い替え需要も相当ありそうです。

この記事では、買い替えにともないこれまで使用してきたスーツケースを処分する方法を紹介しています。福岡市に特化した内容になっているので、市民の皆様はぜひ参考にしてください。

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福岡市におけるスーツケース（キャリーケース）の分別区分

福岡市は、素材で分別区分を決めているようです。ほとんどのスーツケースはプラスチック系か金属系の素材でできています。福岡市はプラスチック系の素材でできたスーツケースを「燃えるごみ」、金属系の素材でできたスーツケースを「燃えないごみ」としていますが、市の指定ごみ袋に入らない場合はどんな素材でできていても「粗大ごみ」です。

福岡市でスーツケース（キャリーケース）を処分する3つの方法

福岡市でスーツケースを処分する方法はおもに3つあります。

・福岡市の分別収集

・福岡市の施設に持ち込んで処分

・不用品回収業者を利用して処分

それぞれの方法について、以下で解説します。

方法1：福岡市の分別収集で処分

福岡市の分別収集によりスーツケースを処分する場合、3つのパターンが考えられます。

燃えるごみ

福岡市の燃えるごみ用の指定ごみ袋に入り、しっかり口を結べるサイズのプラ系素材のスーツケースは、週に2回収集の「燃えるごみ」の日にステーションに出して処分できます。福岡市では、分別ごみは日没後、深夜0時までに出します。

燃えないごみ

福岡市の燃えないごみ用の指定ごみ袋に入り、しっかり口を結べるサイズの金属系素材のスーツケースは、月1回収集の「燃えないごみ」の日にステーションに出して処分できます。ごみの搬出時間帯については燃えるごみと同じです。

粗大ごみ

福岡市の指定ごみ袋に入らないスーツケースは「粗大ごみ」に分類されます。福岡市は粗大ごみを戸別収集しています。戸別収集は予約制なので、市の粗大ごみ受付センターに収集を依頼してください。

・粗大ごみ受付センター　

電話：092-731-1153（12月29日～1月3日を除く月～土曜日の9～17時受付）

予約時に、処理手数料の料金、搬出場所、搬出日、受付番号を必ず確認してください。粗大ごみの搬出日は通常、予約の約1週間後です。搬出日が来るまでの間にコンビニやスーパーなどの取扱店で処理手数料分の「粗大ごみ処理券」を購入しましょう。処理券のステッカー部分に受付番号を書いてスーツケースに貼付しておきます。搬出日になったら、朝8時30分までに指定の場所に搬出してください。

方法2：福岡市の施設に持ち込んで処分

不要になったスーツケースを福岡市のごみ処理施設に持ち込んで処分することも可能です。やはり予約が必要で、さらに素材により持ち込み先が異なるので注意しましょう。施設への搬入可否についても必ず確認してください。

・自己搬入ごみ事前受付センター

電話：092-433-8234

※1月1日～3日を除く月～土曜日の8時30分～15時30分まで受付

※搬入予定日時の2週間前から30分前まで受付

可燃素材のスーツケースの持ち込み先

・東部工場　住所：東区蒲田5丁目11-2

・臨海工場　住所：東区箱崎ふ頭4丁目13-42

・クリーンエネパーク南部　住所：春日市大字下白水104-5

・西部工場　住所：西区大字拾六町1191

不燃素材のスーツケースの持ち込み先

・東部資源化センター　住所：東区蒲田5丁目11-1

・西部資源化センター　住所：西区大字拾六町1191

方法3：不用品回収業者を利用して処分

福岡市では、民間の不用品回収業者を利用してスーツケースを処分することも可能です。業者はスーツケースひとつのみでも回収可能ですが、これでは費用対効果がよくないので、以下のような状況のときに利用することを推奨します。

スーツケースのほかにも捨てる物がある

スーツケースのほかにも捨てる物がある場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者の料金は収集車のキャパシティを基準にした「積み放題」などのパッケージが主流なので、捨てる物が多いほうが、費用対効果がよくなります。福岡市の収集サービスでは必ず分別する必要がありますが、不用品回収業者を利用する場合は分別する必要がないことも、捨てる物が多いときに利用すべき理由のひとつです。

なお、不用品回収業者はスーツケースを含め、中古品としてニーズがある不用品を買取可能なので、このような不用品があれば処分費用を節約できます。