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禁煙したので使い捨てライターが必要なくなった。近年、喫煙者にとって日本は厳しい環境になっていますが、健康のことを考えると致し方ない部分もあるのかもしれません。
実はこの記事を書いているのも元喫煙者。まとまった数の使い捨てライターを処分した経験があります。
この記事では、福岡市で使い捨てライターを処分する方法を紹介しています。実は福岡市では、思っているよりもかんたんに処分できるので、ぜひ読んでみてください。
すぐに処分されたい方はこちらからご相談くださいませ。福岡での不用品回収はこちら/福岡えびすサポート
使い捨てライターはいつの間にかたまる
喫煙していた頃は、部屋にはもちろん、仕事場にも複数の使い捨てライターが机の中などに常にありました。それなのに、外出するとなぜかなくて、たばこ屋やコンビニでライターを買ってしまうのです。これではたまる一方ですよね。
禁煙に成功して使い捨てライターを持つ必要がなくなったら、処分してしまったほうがいいでしょう。目に付くところにライターがなければ、再び喫煙者に戻る確率を減らせるのではないでしょうか？
福岡市では使い捨てライターを「燃えるごみ」として処分
福岡市では、使い捨てライターを「燃えるごみ」として処分することが可能です。大規模な自治体では、多くの場合、使い捨てライターを福岡市と同じように燃えるごみとして処分できますが、「危険ごみ」などに分類している自治体も多いことを考えると、福岡市民の皆様は恵まれています。福岡市ではとてもかんたんにライターを処分できますが、もちろんやらなければならないこともあります。ガス抜きです。
使い捨てライターのガスを抜く方法
使い捨てライターは、必ずガスを抜いてから処分しなければなりません。もうすでに火が点かないライターでも、内部にはガスがまだ残っている可能性があります。過去にはそんな使い捨てライターがごみ収集車の内部で爆発したケースもあります。だからこそ、今も使い捨てライターを「危険ごみ」に指定している自治体があるのです。
ガス抜き作業は風通しのいい屋外で
ガス抜き作業は必ず風通しのいい屋外でおこなってください。2018年に発生した札幌での爆発事故。使い捨てライターではありませんでしたが、屋内で可燃性のガスが充填されたエアゾール缶のガス抜きをおこなったことが爆発につながりました。給湯器のスイッチを入れた瞬間に大きな爆発が発生し、近隣にいた人々を含む40人以上がケガをしました。このような事故を防ぐために、以下の手順で確実にガスを抜きましょう。
ガス抜きの手順
1. ガムテープを、ライターのレバー部分を固定できる大きさにカットして、レバーに貼り付けます。
2. ガムテープをレバーに貼ったままレバーを押します。
3. ガスが出ているか確認しながら、ガムテープをライターのボディに貼り付けてガスが出ている状態で固定します。火が点いた場合は火を消してください。
4. 火の気のない風通しのいい場所に、そのまま半日～1日ほど置いておきます。
5. 念には念を入れて、着火動作をしてガスが抜けているかどうか確認します。
ガムテープでレバーを固定する際、静かな場所ならガスが出てくる音が聞きとれます。しかし、音がしなくてもそのままレバーを固定しておいてください。
かんたんな作業ではありますが、数が多い場合は一つひとつ手作業でやっているとなかなか終わりません。ぜひこの方法でやってみてください。
使い捨てライターを捨てるときにやってはいけないNG行為
使い捨てライターは丈夫に、しかも安全に設計されていますが、取り扱いを誤ると破裂することもあります。少量のガスとはいえ、たくさんのライターのガスが屋内に充満したら、札幌の事故のような大爆発につながらないともかぎりません。そのため、以下のような行為は絶対にやめましょう。
ライターを割る
ガスが抜けきった状態なら、たとえ割れてしまっても破裂することはありません。しかし、ガスがまだ残っている状態なのに破壊すると破裂するおそれがあります。
分解する
ガスが抜けきっていないのに使い捨てライターを分解するようなことはやめてください。破裂するおそれがあります。
ガスを抜かずに捨てる
使い捨てライターを割ったり分解したりすると、危ない目にあうのはそれをやっている当人と周囲の人たちですが、ガスを抜かずに捨てると危ない目にあうのはごみを収集するスタッフとその周囲の人たちです。実際に収集車内で使い捨てライターが爆発した事故も発生していますから、ガス抜き作業をやらずに燃えるごみとして捨てることは絶対に避けてください。
使い捨てライターは意外にもらい手がいる
友達や職場の同僚などで喫煙する人がいる場合は、彼らがもらってくれるかもしれません。使い捨てライターは元々、タバコに点火することだけを考えて作られた製品ですから、喫煙する人に引き取ってもらうのは合理的な考え方です。
意外な使い道も
バーナーはアウトドアだけでなく、家庭の食卓でもめずらしくなくなりました。実は、使い捨てライターをこのバーナーに変身させる商品があることをご存じでしょうか？製品の中に使い捨てライターをセットするとバーナーになる優れものです。製品は通販でもかんたんに手に入るので、「使い捨て」ではなく「再利用」という手もありですね。
使い捨てライターが大量にありすぎて困っている場合は？
使い捨てライターが大量にありすぎてガスを抜くのが大変な場合は、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。ただし、すべての業者がガスの抜かれていない使い捨てライターを収集しているわけではありません。福岡えびすサポートは、ガスの抜かれていないライターも回収しています。
福岡市における使い捨て以外のライターの処分方法
ライターといえば、使い捨てのほかにも「ガスライター」「電子ライター」「オイルライター」などがあります。これらの処分方法についても触れておきましょう。
ガスライター
ガスを注入して使う使い捨てではないライターは、ほとんどが金属でできているはずです。このようなガスライターは、使い捨てライターのようにガス抜き作業をおこなったうえで、福岡市では「燃えないごみ」として処分することが可能です。
電子ライター
最近の電子ライターはバッテリーを搭載した充電式のものが主流です。福岡市は「電子タバコの本体」を「発火の危険性がある」として収集していないので、電子ライターも収集しません。
オイルライター
オイルライターは中のオイルを使い切り、火が点かない状態にすれば「燃えないごみ」として処分することが可能です。
オイルライターは通常、内部に綿が入っていて、そこにオイルを染みこませて使います。この綿に染みこんでいるオイルは、ビニール袋を用意して中に古新聞を丸めて投入し、その新聞紙に吸わせて放置します。ビニール袋の口は閉じずに開けておいてください。しばらく放置するとオイルが気化するので、新聞やビニールは燃えるごみとして処分してください。
高級なガスライターやオイルライターは売れます
オイルライターといえば「Zippo」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？Zippoのコレクターは多いので、状態のいい製品なら売れるかもしれません。デュポンやダンヒルなどの高級ライターも中古の需要は多いので、もちろん製品の状態次第ですが、このようなライターはまず売却することを検討しましょう。
まとめ
福岡市は、バッテリー式のライターを除くすべてのライターを収集しています。風通しのいい屋外で、着火しないよう燃料を抜いたり揮発させたりしたあと、分別してステーションに出してください。
福岡えびすサポートは、ライターを含む家庭の不用品を回収しています。ライターがたくさんありすぎて燃料を抜くのが大変な場合は、ぜひご相談ください。
