家庭用のプリンターは、小型家電リサイクル法にてリサイクルの対象になっている製品です。そのため、本来はリサイクルすることが望ましいのですが、今のところ自治体により対応はさまざまで、まだ体制が整っていない自治体もあるようです。
この記事では、福岡市でプリンターを処分する方法を紹介しています。市民の皆様はぜひ読んでみてください。
福岡市はプリンターを「燃えないごみ」の分別区分に指定
福岡市は、家庭用のプリンターを「燃えないごみ」の分別区分に指定して収集しています。福岡市は市の施設などに回収ボックスを設置して小型家電をリサイクルのために回収しているのですが、一般的なプリンターは回収ボックスに投入できるサイズではないので「燃えないごみ」としているようです。
福岡市でプリンターを処分する方法
福岡市ではプリンターを「燃えないごみ」のほかに不用品回収業者や家電量販店を利用して処分することが可能です。
「燃えないごみ」として処分
福岡市は家庭用プリンターを「燃えないごみ」に指定しているので、市民の皆様は地域に月1回設けられている燃えないごみの収集日にプリンターをごみ置き場に出して処分できます。
福岡市の燃えないごみ用のごみ袋に入れる必要があります。ごみ袋の口を結べない、袋からはみ出てしまう大きさのプリンターを燃えないごみとして処分することは不可能です。このようなプリンターはあまりないと思いますが、もしも該当するプリンターを処分する場合は「粗大ごみ」として処分してください。
携帯型のプリンターは回収ボックスへ
福岡市が区役所や市民センターなどに設置している小型家電用の回収ボックス。その投入口のサイズは25×8.5cmです。小型のプリンターや携帯タイプのモバイルプリンターなら投入口を通る可能性があるので、該当するプリンターは回収ボックスを利用することをおすすめします。
不用品回収業者に収集を依頼して処分
家庭の不用品ならほぼすべて回収可能な不用品回収業者。当然のことながらプリンターを回収することも可能です。
不用品回収業者はたった1台のプリンターでも回収していますが、やはりそれだけだと処分費用がかさんでしまいます。不用品回収業者を利用する場合は、ほかにも処分したい不用品があるときにしたほうが多くのメリットを得られます。
以下のような希望がある方は不用品回収業者の利用がおすすめです。
プリンターのほかにも処分したい不用品がある
家が散らかっていたので、掃除ついでに断捨離したとしましょう。プリンター以外にも洋服や家具、家電製品などの不用品が出てきました。
これらは分別区分がまちまちですが、福岡市のサービスを利用して処分する場合はすべて分別しなければなりませんから、けっこう大変です。
不用品回収業者を利用する場合は分別の必要はありません。作業はすべて業者側でやってくれるのでとても楽です。
売却できそうな不用品がある
プリンターを含め、売却できそうな不用品がある場合は業者に査定を依頼しましょう。中古品としてニーズのある不用品があれば買い取ってもらえるので、その場合は処分費用を安く抑えることができます。
処分を急いでいる
福岡市の燃えないごみの収集日は月に1回しかないので、タイミングが合わないと次の収集日まで3週間も4週間も待たなければならないことがあります。
たとえば、転勤で2週間後に引っ越さなくてはならなくなったとしましょう。3週間も待たなければならないのでは、プリンターを処分できません。
しかし、不用品回収業者を利用すれば、いともかんたんにプリンターを処分することができます。電話連絡の当日に処分することも可能です。
福岡えびすサポートも即日の見積もりと回収が可能なので、ぜひご利用ください。
家電量販店に持ち込んで処分
福岡市にも店舗を展開している大手家電量販店の一部店舗では、小型家電をリサイクルのために回収しています。プリンターの場合は依頼者が500円程度のお金を支払って引き取ってもらうのが一般的です。
業務用のプリンターは産業廃棄物です
オフィスや店舗などで業務用に使用していたプリンターは産業廃棄物として処分することになっています。たとえ家庭用のプリンターでも、業務用に使っていたのであれば産業廃棄物に該当するので、産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者に依頼して処分しなければなりません。
まとめ
小型家電リサイクルの対象に含まれているプリンター。福岡市ではモバイルプリンターなら回収ボックスに投入して処分できる可能性がありますが、一般的なプリンターは燃えないごみとして処分することになるでしょう。
福岡えびすサポートは、プリンターを含む不用品を回収しています。家庭用でも業務用でも、ごみの種類に合わせて対応する許可を持つ業者が収集に伺います。プリンターの処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。