福岡市は、市民が排出した家庭ごみを、おもにごみステーションから収集しています。そして収集した家庭ごみが運ばれるのがクリーンセンターです。クリーンセンターでは、家庭ごみがリサイクルや廃棄処分のために処理されています。
福岡市民の皆様は、クリーンセンターに直接ごみを持ち込んで処分することも可能です。
この記事では、クリーンセンターに代表される市民がごみを持ち込んで処分できる、福岡市の施設について紹介しています。
福岡市のクリーンセンター
福岡市には、粗大ごみを含む「燃えるごみ」「燃えないごみ」、そしてリサイクルするごみのための回収拠点があります。持ち込めるごみの種類別にご紹介しましょう。
燃えるごみを搬入できるクリーンセンター
可燃性粗大ごみを含む「燃えるごみ」を持ち込めるクリーンセンターは、福岡市と近隣の春日市に合計4ヶ所あります。
・東部工場 住所:東区蒲田5丁目11-2
・臨海工場 住所:東区箱崎ふ頭4丁目13-42
・西部工場 住所:西区大字拾六町1191
・クリーンエネパーク南部 住所:春日市大字下白水104-5
各クリーンセンターにごみを搬入する前に「自己搬入ごみ事前受付センター」に予約する必要があります。
・自己搬入ごみ事前受付センター 電話:092-433-8234
臨海工場を除くクリーンセンターと自己搬入ごみ事前受付センターは、1月1日~3日を除く月曜日~土曜日、8時30分~16時に開場しています。(臨海工場は15時30分まで)
予約はごみの搬入を予定している日時の2週間前から30分前までにおこなってください。クリーンセンターの搬入受付は閉場30分前で終了です。
燃えないごみを搬入できるクリーンセンター
燃えないごみを搬入できるクリーンセンターは2ヶ所あります。陶器やガラスなどの埋立ごみだけを受け入れている施設とあわせてご紹介します。
・東部資源化センター 住所:東区蒲田5丁目11-1
・西部資源化センター 住所:西区大字拾六町1191
・東部(伏谷)埋立場 住所:糟屋郡久山町大字山田1431-1 ※陶器・ガラス類
・西部(中田)埋立場 住所:西区大字今津4439 ※陶器・ガラス類
※処理手数料:10kgまでごとに140円
搬入予約、受付・開場時間等については燃えるごみの場合と変わりません。必ず事前に自己搬入ごみ事前受付センターに予約してからごみを搬入してください。
書籍や衣類を持ち込める施設
福岡市は、「Reduce(ごみを減らすこと)」「Reuse(繰り返し使うこと)」「Recycle(資源として再利用すること)」という、いわゆる「3R」に力を入れています。
福岡市は市内にこの3Rの推進を周知するための施設を設置しており、これらの施設に書籍や衣類を持ち込むことが可能です。
・臨海3Rステーション
住所:福岡市東区箱崎ふ頭4-13-42 クリーンパーク臨海内 電話:092-642-4641
・西部3Rステーション
住所:福岡市西区今宿青木1043-2 クリーンパーク西部内 電話:092-882-3190
資源物を持ち込める施設
福岡市は、公共施設(区役所や区民センターなど)に回収ボックスを設置して、古紙、雑紙、空き缶、空きびん、ペットボトル、古着、古布、スマホやデジタルカメラ(小型電子機器)などの資源物を回収しています。
くわしくは福岡市の「家庭ごみルールブック(https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/jigyokeigomi/life/katei-bunbetsu/gomi-download.html)」などで確認してください。
まとめ
市民がごみを搬入することが可能な福岡市のクリーンセンターやリユース、リサイクルの拠点をご紹介しました。
クリーンセンターにごみを搬入する場合は事前予約を必要としない自治体が多いなか、福岡市ではそれをする必要がありますが、搬入予定時刻の30分前まで受け付けているので利用しやすいのではないでしょうか。自家用車かレンタカーなど「事業用ではない車」で搬入しなければなりませんが、これがクリアできるのであればそれほどお金をかけずにごみや不用品を処分することが可能です。