タンスや机、本棚などの家具はだいたいどこの自治体でも「粗大ごみ」や似たような分別区分のごみとして捨てることができます。しかし、これらは一般的に大きく重いことから、粗大ごみとして捨てられるにもかかわらずそのまま使い続けて買い替えや処分の時期を逃してしまいがちです。この記事では春日市で家具を処分する方法を紹介しています。市民の皆様はぜひ読んでみてください。
春日市はタンスなどの家具を「燃える粗大ごみ」で収集
春日市は木製家具など可燃性で市の指定ごみ袋に入らない大きさのごみを「燃える粗大ごみ」で収集しています。おもに燃えない素材で作られている家具は「燃えない粗大ごみ」に分類されていますが、収集日は同じなのでごみ処理施設に搬入するときを除き、とくに気にする必要はありません。
春日市でタンスなどの家具を処分する3つの方法
春日市でタンスなどの家具を単純に処分するのであれば、方法は3つあります。地域に設定されている粗大ごみの収集日に処分する方法とごみ処理施設への自己搬入、そして不用品回収業者に収集を依頼して処分する方法です。
粗大ごみの収集日に処分する
春日市は、地域ごとに月1回収集日(毎月第4○曜日)を設定して粗大ごみを収集しています。ただし、その日にただ出しても収集してくれないので注意しましょう。収集は予約制で、1度の利用で3点まで捨てられます。
粗大ごみの収集依頼先は地域ごとに異なります。
泉、一の谷、大字下白水、大土居、春日(5・6・8・9・10丁目)、上白水、下白水北、下白水南、白水池、白水ヶ丘、須玖北、須玖南、惣利、塚原台、天神山、昇町、平田台、星見ヶ丘、松ヶ丘、紅葉ヶ丘西、紅葉ヶ丘東
依頼先電話番号:092-592-2502 共栄資源管理センター
春日公園、春日原北町、春日原東町、春日原南町、桜ヶ丘、宝町、千歳町、原町(3丁目)、光町、日の出町、大和町
依頼先電話番号:092-582-1018 クリーン春日
大谷、岡本、春日(1・2・3・4・7丁目)、小倉、小倉東、ちくし台、伯玄町、原町(1・2丁目)、弥生、若葉台西、若葉台東
依頼先電話番号:092-592-3455 春日環清
粗大ごみの収集依頼は、毎月20日(休日の場合はその前の営業日)までに行います。受付は平日の9~16時までです。予約が終わったら販売店にて「粗大ごみシール」を購入し、必要事項を記入して収集日に決められた場所に搬出してください。ちなみにタンスなどの大型の粗大ごみには2枚の粗大ごみシールが必要です。
春日市のごみ処理施設に自己搬入する
いらなくなったタンスなどの大型家具は、春日市のごみ処理施設に自己搬入して処分することも可能です。先ほどご紹介したとおり、自己搬入する場合は「燃える粗大ごみ」と「燃えない粗大ごみ」で搬入先が違うので注意してください。どちらの施設に持ち込む場合でも10kgあたり140円の処理料金がかかります。
燃える粗大ごみの搬入先
一般的な木製家具であればこちらに搬入します。
「クリーン・エネ・パーク南部」
住所:大字下白水104-5 電話(予約):092-433-8234
受付時間:月~土曜日8時30分~16時
搬入は予約制です。搬入当日の予約も可能です。
燃えない粗大ごみの搬入先
燃えない素材主体で作られている家具はこちらに搬入します。
「春日大野城リサイクルプラザ」
住所:春日公園6-2 電話092-596-7066
予約の必要はありません。
受付時間:平日と第3日曜日の8時30分~11時30分、13~16時
不用品回収業者に収集を依頼する
タンスなどの大型家具は、家庭の整理やごみの収集をおこなっている不用品回収業者に依頼して処分することも可能です。不用品回収業者には、公共サービスにはない長所が多くあるので状況に応じて利用することをおすすめします。
まとまった数の家具や不用品を処分したい
地域ごとに決まっている収集日に粗大ごみを出す場合、ごみの数量は3つまでに制限されています。また、その一つひとつに料金がかかるため費用対効果があまりよくありません。
不用品回収業者を利用する場合はトラックの荷台単位で料金が決まるパック料金が主流です。そのため、まとまった数の家具や不用品を出す場合に向いています。
買い取れる不用品があれば買い取ってくれることもメリットのひとつです。売却益は処分費用に充当されます。
運んでほしい
春日市のサービスを利用して家具を処分するときは、距離の長短はともかくとして自分たちの力だけで重い家具を搬出したり積み込んだりする必要があります。女性や高齢の方だけの世帯や一人暮らしの方は、部屋から家具を運びだすことも難しいかもしれません。こんなときは不用品回収業者を利用しましょう。不用品回収業者を利用するときは、作業するのは業者のスタッフです。
収集日時を指定したい
春日市の粗大ごみ収集サービスは月に1回しかありません。したがって、ごみ処理施設に自己搬入できない方は、タイミングによっては1ヶ月近く粗大ごみを処分できない可能性があります。
不用品回収業者を利用すれば、収集日時を指定して家具を処分することが可能です。即日や休日、夜間に収集してもらうことも可能です。
買い替えなら家具店に安く引き取ってもらえることがある
家具を処分するだけなら、ここまでに紹介した方法をとればいいのですが、買い替えとなると状況は少し異なります。買い替えの場合は、新しい家具を買う家具店を選ぶことで安く処分できる可能性があるからです。
春日市やその周辺に出店している大手家具量販店では、買い替えの場合にかぎり、同じ種類、同じ家具の数を安価に引き取るサービスを提供しています。似たようなサービスをおこなっている家具店もあるようなので、このような家具店で新しい家具を買えば、処分費用を節約できる可能性があります。
まとめ
春日市では、タンスなどの大型家具を地域ごとに設定した粗大ごみの収集日とごみ処理施設への自己搬入により処分することが可能です。ただし、市のサービスを利用する場合は重量のある家具を自分で運ばなければならないので、これが難しい場合は不用品回収業者を利用しましょう。春日市で家具の処分にお悩みの方は、福岡えびすサポートにご相談ください。