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通勤、通学の足として大活躍してくれる自転車やバイク。エクササイズ目的で使っている方も多いことと思います。
一方、かつては通勤に使っていたけれども、暑さ寒さ、そして雨に弱い自転車やバイクから距離を置くようになった方も少なくないはずです。
この記事では、不要になった自転車やバイクを処分する方法を、筑紫野市民の方向けに紹介しています。
筑紫野市における自転車やバイクの分別について
筑紫野市で自転車やバイクを処分するのであれば、まずは市がこれらをどの分別ごみに指定しているのか調べる必要があります。
筑紫野市は、自転車を「粗大ごみ」に指定しています。つまり、筑紫野市民の皆様は自転車を粗大ごみとして処分することが可能です。
筑紫野市は一方、バイクを収集していません。市は市民にバイクをリサイクルすることを求めているため、処分の方法については市民の手に委ねられているといっていいでしょう。ただ、選択肢は限られます。
筑紫野市で自転車やバイクを処分する前に
筑紫野市でいらなくなった自転車やバイクを処分する場合、まずやらなければならないことがあります。登録抹消手続きです。
自転車の場合は「防犯登録」の抹消、バイクの場合は「廃車手続き」、もしくは「抹消登録手続き」です。
自転車の防犯登録抹消手続き
自転車の防犯登録抹消手続きは警察署にある防犯協会か、最寄りの交番、駐在所で行います。自転車と防犯登録カードが必要です。ただし、自転車を動かせない場合やカードがない場合は、車体番号や防犯登録番号をメモして持っていきましょう。
バイクの廃車・抹消登録手続き
バイクの場合、原付と125cc以上のバイクでは手続きの方法が異なります。おそらく処分を考えるほどのバイクに税金を払い続けている人はほとんどいないと思いますが、処分する前には必要な手続きなのでかんたんにご紹介しておきます。
原付バイクの廃車手続き
排気量125cc以下の原付バイクの廃車手続きは、筑紫野市役所の税務課で行います。ナンバープレートと本人確認書類を用意してください。
排気量125ccを超えるバイクの抹消登録手続き
排気量が125ccを超えるバイクの抹消登録手続きは、市役所ではなく九州運輸局福岡支局で行います。手続きには以下が必要です。
・永久抹消登録申請書
・手数料納付書
・印鑑証明書
・自動車検査証（または軽自動車届出済証）
・自動車登録番号標（ナンバープレート）
書類は運輸局で手に入れられます。
筑紫野市で自転車を処分する方法
筑紫野市は自転車を粗大ごみに指定しているので、市民の皆様は「粗大ごみの戸別収集」、または「ごみ処理施設に直接搬入」して自転車を処分することが可能です。また、「不用品回収業者」を利用して処分することも可能です。
粗大ごみの戸別収集
筑紫野市は、粗大ごみを各世帯から直接収集しています。市内各地区の収集を委託されている業者があるので、市民は委託業者に連絡して戸別収集を予約します。
予約時に収集日時や収集場所、手数料の金額などが伝えられるのでメモしておきましょう。
予約が終わったら手数料相当額の粗大ごみシールをコンビニやスーパー、ドラッグストアなどの取扱店で購入します。粗大ごみシールは、処分する自転車に貼付しておきましょう。
収集日になったら、電話で伝えられた日時、場所に自転車を搬出してください。
なお、筑紫野市各地区の粗大ごみ収集申込先は、以下の資料で確認できます。
筑紫野市のごみ処理施設に直接搬入
筑紫野市民の皆様は、ごみ処理施設に自転車を直接搬入して処分することも可能です。施設に直接搬入する場合、粗大ごみシールではなく、施設に直接搬入料金を支払います。（10kgまでにつき150円）
事前に予約する必要はありませんが、念のため電話で搬入可能か確認してから持ち込んでください。
住所：筑紫野市大字原田1389番地 電話：092-926-5300
搬入可能日時：月～金曜日の9～16時と土曜日の9～15時（12～13時は昼休み）
※連休に休業日あり
不用品回収業者
筑紫野市民の皆様は、不用品回収業者を利用して自転車を処分できます。粗大ごみとして処分する場合よりも少しお金はかかってしまいますが、自転車を家まで引き取りに来てくれるというメリットがあります。市の戸別収集の場合は短い距離とはいえ自力で自転車を運ばなければならないので、女性や高齢の方にとって利用価値がありますね。
自転車のほかにも処分したい不用品があるときや、自転車を速やかに処分したいとき、バッテリー付きの電動アシスト自転車を処分したいときも不用品回収業者の利用がおすすめです。
筑紫野市でバイクを処分する方法
粗大ごみとして処分できないバイク。しかしながら当然、筑紫野市でもバイクを処分する方法はあります。業界団体の枠組みを利用して処分するのが一般的ですが、この方法では処分できないバイクもあるので、その場合は不用品回収業者や廃車専門の買取店を利用して処分します。
業界団体の枠組みを利用してバイクを処分
バイクメーカーなどで構成される業界団体、公益財団法人「自動車リサイクル促進センター」の枠組みを利用してバイクを処分できます。ただし、この団体に参加しているメーカーや販売店が国内で正規に販売したバイクのオーナーしか、この枠組みを利用することはできません。したがって、並行輸入車や逆輸入車の処分を希望する場合は、ほかの方法で処分する必要があります。
この枠組みを利用してバイクを処分する場合は以下の点に注意が必要です。
・対象車種であること
・必要な書類を準備できること（廃車済み、抹消登録済みであること）
・フレーム、エンジン、ガソリンタンク、ハンドル、前後輪のすべてがそろっていること
すべて該当していれば、「指定引取場所」か「廃棄二輪車取扱店」を利用可能です。
指定引取場所（持ち込みのみ）
指定引取場所は、地域におけるバイクの回収センター的役割を果たしている場所です。ただし、指定引取場所を利用する場合はバイクを持ち込む必要があるため、運搬手段がないと利用できないという難点があります。
筑紫野市の近くにある指定引取場所は糟屋郡内にあります。
・西鉄運輸株式会社福岡支店
住所：福岡県糟屋郡志免町別府北1丁目2-8 電話：092-626-8622
廃棄二輪車取扱店
指定引取場所にバイクを搬入することが困難な方は、廃棄二輪車取扱店にバイクの回収を依頼することが可能です。筑紫野市内にも数軒の取扱店があり、以下のページから検索できます。
不用品回収業者
不用品回収業者はバイクを回収することも可能です。業界団体の枠組みとは違い、並行輸入車や逆輸入車などでも回収可能なので、このようなバイクを処分したい方には最高の選択肢だといえるでしょう。
不用品回収業者が回収できるのはバイクだけではありません。家庭の不用品ならほぼなんでも回収できます。バイクといっしょにヘルメットやウェアなどのバイク用品を同時に回収できるのは不用品回収業者だけです。
廃車買取店
バイク業界はなかなか興味深いところです。中古のバイクはとても人気があり、人気車は驚くような高額で取り引きされています。当然、中古車の取引は盛んに行われていますが、その裏ではこわれたバイクの売買も行われています。なぜ、こわれたバイクまで売買されているのでしょうか？
実は旧車や中古車の需要が増すと同時に、これらのパーツの需要も増しています。すでに動かない車体でも使用可能なパーツは多く、こうしたパーツを売却すれば売り上げを作れるというわけです。
まとめ
筑紫野市で自転車やバイクを処分する方法をご紹介しました。自転車の場合は防犯登録の抹消、バイクの場合も市役所や福岡運輸支局にて手続きが必要です。
福岡えびすサポートは、筑紫野市を含む県内全域で自転車やバイクを処分するお手伝いをしています。処分にお困りの方はぜひご連絡ください。
