ソファーやベッドを粗大ごみとして処理している自治体は多く、大牟田市でもこれらを同じように粗大ごみ(大牟田市では大型ごみ)に分類しています。ベッド用のマットレスは国が指定する適正処理困難物なのですが、近年は普通に収集する自治体が増えているようです。この記事では大牟田市民の皆様が利用できるソファーやベッド、ベッドマットレスの処分方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
大牟田市ではソファーやベッドを「大型ごみ」として処分
大牟田市は、市の有料ごみ袋に入らない大きさのごみは基本的に「大型ごみ」に分類しています。ソファーやベッドフレーム、ベッド用のスプリングマットレスはごみ袋に入れられませんから、不要になったこれらの製品は大型ごみとして処分することになります。
大牟田市は大型ごみの収集日を設けていません。処分を希望する市民の皆様は、予約制の戸別収集サービスを利用してこれらを処分します。
大牟田市でソファーやベッドを処分する方法
大牟田市にお住まいの方が利用できるソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを処分する方法は3つです。「大牟田市の戸別収集を利用する処分方法」と「大牟田市のごみ処理施設へ自己搬入する処分方法」、そして「不用品回収業者に収集を依頼する処分方法」です。
順番に、それぞれのメリットとデメリットを含めて解説します。
大牟田市の戸別収集を利用する処分方法
大牟田市でもっともベーシックなソファーやベッドの処分方法が、市の戸別収集を利用する方法です。大牟田市は、大型ごみに該当するごみを予約制で戸別に収集しています。
このサービスを利用する場合は、大牟田市の「大型ごみ受付センター」に電話で申し込みます。
・大型ごみ受付センター 電話:0944-59-7033
受付時間:月~金曜日の8時30分~17時
電話をすると、受付センターの担当者から氏名や住所、連絡先、ごみの品目と数量を聞かれるので指示どおりに伝えてください。すると大型ごみの搬出場所や収集日とともに受付番号が伝えられます。
その後、収集日までの間にスーパーマーケットなどの取扱店で「大型ごみ有料指定シール」を購入して、これに受付番号を記入してください。このシールは処分するすべてのソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスに貼り付けます。
収集日が来たら、ソファーを指定された場所まで搬出してください。
ソファーやベッド戸別収集のメリット
大牟田市の戸別収集のメリットとしては、「手軽に利用できること」、そして「料金が比較的安いこと」が挙げられます。
戸別収集のデメリット
デメリットとして挙げられるのは「収集までにやや時間がかかること」と「自分で運ばなければならないこと」でしょうか。
大牟田市に限らず、自治体の収集サービスでは依頼者が指定の場所までごみを搬出する必要があります。処分するのが重量物であることを考えると、これは大きなデメリットだと言わざるを得ません。
大牟田市のごみ処理施設へ自己搬入する処分方法
大牟田市のごみ処理施設に自らソファーやベッドを搬入して処分することも可能です。ごみ処理施設に自己搬入する場合は、処分するアイテムの材質によって搬入場所が少しだけ異なるので注意してください。
・可燃性の大型ごみは「大牟田・荒尾RDFセンター」
住所:健老町468番地 電話:0944-53-0411
木や布類だけでつくられている製品は、大牟田・荒尾RDFセンターに搬入してください。
・不燃性の大型ごみは「大牟田市リサイクルプラザ」
住所:健老町467番地 電話:0944-59-1220
金属が使用されている製品は、大牟田市リサイクルプラザに搬入してください。
どちらのごみ処理施設も、搬入可能時間は月曜日から金曜日の8時45分から12時と13時から16時45分です。土日祝日は休業。220円/10kgの処分手数料がかかります。
自己搬入のメリット
自己搬入のメリットは処分費用が比較的安いことです。ただ、自分で運び込むことを考えると、果たして安いと言えるかどうかは難しいところです。
思い立ったときにすぐに大型ごみを処分できることも、自己搬入のメリットだと言えます。
自己搬入のデメリット
デメリットは、重量物を自分で積み下ろししたり、運搬したりしなければならないこと。これに尽きます。
不用品回収業者に収集を依頼する処分方法
一般家庭を対象に片付け関連のサービスを広く提供している不用品回収業者にベッドやソファーの収集を依頼して処分することが可能です。不用品回収業者のサービス料金は、自治体のサービスと比較するとどうしても高くなります。しかし、それを補ってあまりあるメリットがあることも確かです。
不用品回収業者のメリット
不用品回収業者を利用する一番のメリットは、依頼者が汗をかいて重いごみを運ぶ必要がないことです。大牟田市のサービスで大きなネックになるのがこれです。ひとり暮らしの方や、高齢の方だけの家庭の場合、ごみを運ぶこと自体が大問題です。市のサービスを利用する場合、戸別収集であっても指定場所までは依頼者が運ばなければならず、いつまでも処分できない原因のひとつになっています。
不用品の数量がある程度まとまると処分費用を安くできることも、不用品回収業者を利用するメリットだと言えるでしょう。不用品回収業者の多くが「積み放題」などのパッケージを用意しているからです。不用品のなかに売却できる品があると、さらに処分費用を安くすることができます。不用品回収業者は、中古市場でニーズがあるアイテムを買い取ってくれます。
回収日時の指定や即日の回収も依頼できるサービスの柔軟性も、不用品回収業者を利用するメリットです。
不用品回収業者のデメリット
不用品回収業者のデメリットを挙げるとすれば、やはり料金でしょう。市のサービスと比較すると料金が高くなってしまうのはしかたがありません。状況に合わせて依頼先を使い分けることが大切です。
ソファーやベッドを買い替えるなら?
買い替えにともないソファーやベッドを処分しようとしている方はちょっと待ってください。家具店に回収を依頼すると、もしかしたら大きく処分費用を節約できるかも知れません。量販店のなかには、購入した家具と同じ種類の家具を同じ台数分、わずかな手数料で回収するサービスを実施しているショップがあります。
まとめ
大牟田市でソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを処分する方法を紹介しました。大牟田市のサービスも民間のサービスも、どちらも一長一短あるので、状況に合わせて使い分けることが大切です。大牟田市でソファーやベッドを含むまとまった数の不用品を処分する予定がある方は、不用品回収業者福岡えびすサポートまでご連絡ください。